どうも!
こんにちは、こんばんわ。ななしの長介です。
先日docomoより新しいdtabシリーズの予約が開始されました。
製造メーカーの変更などもあり、性能面でも少し変化があります。
そこで今回は以前のdtabシリーズや現段階でAndroidタブレット最強といっても過言ではないSONY Z4 Tabletとの比較を行っていきたいと思います。
dtabシリーズとは。
かんたんにまとめると、NTT docomoが販売する格安タブレットのシリーズです。
ドコモショップで携帯と一緒に契約し、利用してみる機会を作ったタブレットで、今までタブレットに興味がなかったユーザーにタブレットが普及する発端になった製品と私は考えています。(知名度はiPadのほうが上かと思いますが。)
Cellularモデル(SIMカードが利用できるモデル)としては低価格帯のため一般的に購入しやすく、お試しで使ってみる方もいらっしゃるようです。
新dtab d-41Aの基本情報
まだ未発表の部分もありますが、記事掲載時点での主要スペック・機能をまとめました。
基本スペック
メーカー | SHARP(シャープ) |
サイズ(約) | 170 mm×246 mm×8.2 mm |
重量 | 約 491 g |
カラー | ホワイト / ブラック |
標準OS | Android 10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665 |
CPUクロック数 | 2GHz+1.8GHz |
CPUコア数 | 8(オクタコア) |
RAM(メモリ) | 4 GB |
ROM(ストレージ容量) | 64 GB |
microSDXC | 最大512 GBまで対応 |
バッテリー | 6,500 mAh |
外部接続(充電端子) | USB Type-C |
ディスプレイ | 約 10.1 インチ TFT液晶 |
解像度 | WUXGA ( 1920 × 1200) |
アウトカメラ | 有効画素数 約800万画素 CMOS F値 2.0 |
インカメラ | 有効画素数 約800万画素 CMOS F値 2.0 |
防水 / 防塵 | IPX5/8 / IP6X |
お風呂防水対応 | 対応 |
生体認証 | 対応 |
ワンセグ/フルセグ | 非対応 |
通信性能(LTE・WiFIなど)
対応通信方式 | LTE/3G/GSM |
対応Band | 未発表 |
LTE最大受信速度 | 400 Mbps |
LTE最大送信速度 | 75 Mbps |
PREMIUM 4G | 対応 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
テザリング | Wi-Fi 10台 / Bluetooth 4台 / USB 1台 |
Bluetooth | Ver.5.0 ※対応プロファイル HSP、HFP、A2DP、AVRCP、HID、OPP、SPP、PBAP、PAN、HOGP |
赤外線通信対応 | 非対応 |
d-41Aのおすすめポイント
大画面で読みやすい文字
10.1インチの大画面はExcel・Word・PowerPointなどの利用やインターネット・メールの閲覧にもおすすめしたいサイズです。
持ち運びの観点から、iPad mini 4を一度利用したことがありますが、使っていくに連れ「もうちょっと画面が大きいほうが…」と思うようになり、結果現在はiPad Pro 11インチを愛用しています。
ちなみに、この10.1インチというサイズが絶妙な設計だったりします。
知っている方もいると思いますが、実はアプリ版のMicrosoft Office Mobileは10.2インチ以上のタブレットで編集を行うには有料契約が必要になります。
もちろんオンライン版のOfficeであれば10.2インチ以上でも編集可能ですが、正直オンライン版はアプリ版と比べると読み込みも遅いし、折角のタブレットなのにアプリで起動ができないという点で残念感がでます。
この10.1インチのd-41AではMicrosoft Office Mobileのアプリ版での編集が無料で使えてしまうんですよね。
また、フォントは美しさ・読みやすさで定評のある、モリサワ新ゴが対応している。
まずは下の画像を御覧ください。
どうですか?
ほとんどの方は見じ側のほうが読みやすいかと思います。
このモリサワのフォントを初めて見たとき、学生時代、借りたノートの字がめちゃくちゃきれいで読みやすい子がいたと思います。
あんな感動を感じました。(伝わるかな?)
もちろんすべての画面で対応はしていないのですが、メールやインターネット画面で、こちらの読みやすい文字で読めるのはプラス点です。
お風呂対応防水対応
さらに今回のdtabにはお風呂対応の防水機能が搭載されています。
通常の防水機能は常温の真水でのテスト結果となるため、お風呂場でのテストではないのです。
このお風呂対応防水の場合にはお風呂での利用を想定してのテストを行っているため、お風呂場での利用も可能となっています。
ただ、このお風呂利用を想定したテストは殆どの場合がメーカー基準となるため過信は禁物です。
今回のシャープさんでは下記のように注意が記されています。
大容量の保存領域とバッテリーの劣化軽減で長期的な利用も可能
dtabシリーズでは16 GBや32 GBと少なめのストレージ容量が採用されていました。
アプリなどを入れていくと容量がいっぱいになってしまう問題がよくありました。
今回は64 GBまで拡張されているため、今までよりはたくさんのデータやアプリを入れておくことができます。
歴代からすると2倍以上の保存領域となります
また、microSDカードも512GBまで対応していますのでこちらを利用すればもっとたくさんのデータを保存できます。
また、インテリジェントチャージにより充電時の電池の劣化を軽減する機能がついており、1年後の電池寿命維持率は90%以上とのこと。
もちろん、電池の寿命を縮めるような使い方(充電しながらの利用や電池を空っぽにしてしまう)をしていると維持率は下がると思いますが、通常よりは劣化が少なくなるように思います。
SHARPのかんたんホーム対応で幅広い世代での利用も
小さなお子様からご年配の方にも使っていただけるよう、AQUOS Sence3など、SHARP製スマートフォンにも搭載されているSHARP独自の「かんたんホーム」がこのd-41Aでも選べるようになっています。
シンプルなホーム画面になるためこういった機器が苦手な方もある程度は困らずに操作できるかと思います。
dtabやXperia Z4 Tabletとの比較
ベンチマークスコアはあくまで一例ではあるが、CPU単体のマルチコアでの処理字体は新しい端末ということもありスコアは高めに。
ただ、Z4 TabletのGPU(グラフィック)性能のベンチマークスコアは今でも現役の数値を出しているようです。
軽量かつ薄型で長く愛される理由もわかります。
新型Xperia Tabletの情報もネットでチラチラしてますが、その状態で既に数年経過。
利用用途がゲームではない場合、Z4 Tabletからの買い替えで検討してもよいかもしれません。
ほかのdtabシリーズを利用していて動作に不満を抱えているユーザーの場合は、確実に性能アップになりますので買い替えをしない理由はないかと思います。
まとめ
ちょっと重いのが気にはなりますが、悪い製品ではないかと思います。
あとは公開されていない価格次第になるかと思います。
これで2万円前半とかであれば全然買いな製品でしょう。
タブレット市場がiPadに独占されている今、ハイスペックなAndroid タブレットがほしいところですが、あくまでもこのdtabシリーズはコスパ重視となっているためミドルスペッククラスになってしまうだなぁと感じました。
これを機にSHARPさんが10インチサイズでAQUOS ZERO2などの軽量化・排熱技術を使ったゲーミングAQUOSタブレットでも出していただくと、面白いのではないかと思います。
なお、サードパーティ製のフィルムなどは既に販売が開始されているようなので購入をされる方で必要な方は準備しておいていただくと良いと思います。